こんち、プリっち☆でっす。
今日2014年3月7日(金)ですが、外は晴れ~曇りでした。東京ではちょっと雪が降ったんでしょうか?
今日は国立劇場(地下鉄 半蔵門線の半蔵門駅から歩いてわりとそば)で催されている歌舞伎を見てまいりました↓。
主演は、中村時蔵、中村錦之助、中村隼人さんなど。。。
演目は2種類で、1つは歌舞伎ではおなじみの「菅原伝授手習鑑」(すがわらでんじゅてならいかがみ)から、三つ子でありながらそれぞれの主人が違うために敵対してしまう3人がで会う場面の「車引き」の幕。
もう1つは、「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」の主人公が男だったのを女に変えた「處女翫浮名横櫛」(むすめごのみうきなのよこぐし)という話で、その女の名前がお富(おとみ)というんだけど、これが悪女には違いないんだけど、けっこうなんていうかまっすぐなところもあって憎めないというか。。。
なんかね、大人が観る歌舞伎っていうか、まあ歌舞伎は大人が観るものなんだけど、とにかくけっこう面白かったです。
とくに昔の言葉がわからなくてもだいたいわかると思う。
ちょっとだけあらすじを。。。
お富はまず絹屋(絹の生地をあつかうお店)の主人に見初められて愛人になって、とある家に住んでいるんだけど、以前であって一目ぼれのようになった男と再会し。。。その男が盗まれた家宝の刀を取り戻すのにお金(200両も!)がいると言うので。。。
とかいう話なんだよね。それで、「死んだはずだよお富さん~♪」みたいになるんだけど、このあたりがけっこういろいろと面白かった。
市川海老蔵さんとか、市川猿之助さんとか、先日のドラマでグッと人気の上がった片岡愛之助さんとか、中村勘三郎さんのお子さんの勘太郎、七之助兄弟、尾上菊五郎・菊之助親子のような派手なネームバリューはない感じなんだけど、今回の国立劇場の歌舞伎はなかなか良かったです。
中村時蔵さんは、前に歌舞伎座の歌舞伎とかを見ていたときにわりと主役の家族の役とかが多くて、でも良い演技しているなあって前から思っていたので今回観に行く気になりました。主役でぜんぜん行けます![]()
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このお富がなかなかのはまり役で、良かったです。
「菅原伝授手習鑑」の方はわりと派手な場面のある演目なので、ちょっと地味眼な面子で大丈夫なのかなといったざわめきが客席にまずあったと思う。
でも、けっこうイケてました。
三つ子は松王丸、梅王丸、桜丸で、ちょっと前のTBSでキスマイの玉森裕太くんが主演だった歌舞伎をモチーフにしたドラマ「ぴんとこな」にちょっとだけ出ていらした中村隼人(なかむらはやと)さんは、桜丸の役だったんだけど、イケメンだから隈取りをしてもめっちゃイケメンで、こんなイケメンの桜丸は今まで見たことないわ。。。という感じでしたね。。。線が細い桜丸っていうのもちょっと新鮮だった。
ただ、顎(あご)を動かすときに、あごの先で直線を描くのか弧を描くところなのかという違いを自分で決めていた方がいいんじゃないかなあって思いました。ちょっと顎のうごきが気になったかな。。。
とゆうわけで、地味めの配役でどういうものかな~って少し心配して行ってみたけど、箱をあけてみればめっちゃ面白かったということで、行ってみて良かったです。
今月はいっぱい出かけるところがあって行けないかもしれないけど、なんか、もう一度見たいくらい。
あと、出演俳優によるチャリティーのサイン会があるので、これは日にちが決まっているので、国立劇場のHPを見たりチラシを見たりして行ってみてください。
というわけで、また~![]()
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※ 3階席の前の方が2500円、後ろの方が1500円、学生さんはそのあたりで1100円、3階の前の方にいて花道が半分くらい見えます。「切られお富」必見ですよ~![]()
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※ あと、ツイッターには書いたのですが、国立劇場の舞台の床がかなり傷んでいて見苦しいので、国の費用で直してもらいたいです。