[転載]実験うさぎ、猫の里親募集

 

実験動物へのレクイエム三週目です。今日はうさぎさんのお話です。

 

日本には残虐で無意味な、動物実験などを規制する法律が、まだ何もありません。声なき動物たちの訴えに、

せめて耳を傾けてみませんか？

 

うさぎの目は、涙を出す線が細いので、小さいゴミなどが目に入っても、涙で洗い流すことができない。
痛い目にあわされても、泣いたり叫んだりする、声も持っていない。

その特性を利用してピョンコは、他のたくさんのうさぎたちと一緒に、シャンプーの原料のテストに使われた。

頭だけが出る箱にとじこめられて、目をとじられないようクリップで目の上を留められて、毎日毎日くる日もくる日も、ピョンコの目に、シャンプーの原料がそそぎこまれた。

 

ピョンコはどんなに痛くても、まばたきもできなかった。手足でこすることもできなかった。
逃げようともがいても、暴れようと思っても体の自由はうばわれていた。

どんなに苦しかっただろう。

おまけに何日間かつづけられ、実験に耐えて生き残っても、ピョンコはなんのご褒美ももらえない。
ピョンコのつぶらな瞳は、たちまちヒドクただれ腐ってしまう。

泣くこともできず、訴えることもできず、ただ辛い実験に耐えるだけの毎日・・。
耐えきれなくなって、死んでしまうと、ゴミとして捨てられてしまう。

目にシャンプー液が入ったら、痛いことは誰でも知っている。あわてて水て洗ったり、手でこすったり・・。
それでも後から刺激で目がまっ赤になる。小さい子どもならば、痛くて泣くだろう。

うさぎの目で実験しなくても、シャンプー液が目に悪いことは、誰の目からみてもわかりきったことなのに・・。

 

フワフワは人間のお肌を守るためという理由で、化粧品の成分となる化学物質の毒性テストをさせられた。

化学物質を吹くんだ口紅や、クリームやファンデーションを羽田にぬって、太陽光線に当たった時にはどうなるか、という実験だった。

まっ白なフワフワの毛をそられ、化学物質の成分がよくしみこむように、傷までつけられ化粧品をぬりこまれる。
やわらかなフワフワのお腹は、何日かたつうちにまっ赤になって腫れあがる。

その時点なら、手当てをすれば治るかもしれない。
なのにフワフワは、実験に耐えられなくて死んでしまった、他のたくさんのうさぎたちと一緒に殺され、ゴミとして捨てられてしまった。